2012年の取り組み

2012/3/31検証集会

雨の中、緊急の呼びかけにもかかわらず、150名もの参加していただきありがとうございました。集会は大成功でした。(河村市長には参加を呼びかけましたが、返事はありませんでした)

・集会宣言文が採択されました。http://www.kawamura-nankin.com/wp-content/uploads/2012/04/120331sengen.pdf

・集会文字起こし http://www.kawamura-nankin.com/wp-content/uploads/2012/04/120331kouen.pdf

以下に、配布資料と証言動画リンクを張ります。

また、以下の方針案が提起され、了承されました。

当面の方針案
(1)宣言文の趣旨に基づいて、河村市長に申し入れをします。
都合のつく人は是非ご参加ください。
(できれば事前に連絡をいただけるとありがたいです)
@2012年4月5日(木) 集合12時45分、
本庁舎1F待合室(禁煙)
1時に申し入れをします。

(2)検証する会相談会に参加してください。
@2012年4月12日(木)午後7時、名古屋市女性会館第3研修室
@検討事項(予定)
・私たちの気持ちを南京市民にどのようにして伝えるか
・学習会の開催計画、その他

・当日配布資料

http://www.kawamura-nankin.com/wp-content/uploads/2012/03/120331-1.pdf

http://www.kawamura-nankin.com/wp-content/uploads/2012/03/120331-2.pdf

三上翔さん証言 その1 http://www.youtube.com/watch?v=68wqJg0nDTk

その2 http://www.youtube.com/watch?v=ua4MWcVYzPg&feature=channel

その他証言は順次アップする予定です。

※以下ネット中継(音声・画質悪い)

http://www.ustream.tv/user/kawamura-nankin

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集会の目的:河村市長発言や「南京虐殺はなかった」という「論」を検証して批判し、その結果をできる限り多くの市民と共有していく。私たちの気持ちを南京市民に伝えていくことも課題。

日時:2012年3月31日(土)午後  12時〜4時半まで
場所:名古屋市教育館 講堂 (地下鉄名城線「栄」下車3番、10B 番出口すぐ)
参加費:1000円(年収200万円以下の方は無料)

※当日、ネット中継を行います。遠方の方はこちらでご覧ください。 http://www.ustream.tv/user/kawamura-nankin

私たちは、2012年2月20日、「南京事件はなかった」との河村名古屋市長の発言を看過できない問題だと考えます。市民として、過去に日本がアジア諸国で行った戦争や侵略の事実を直視すべきだと考えます。
研究者や実際の体験者のお話を聞き、河村市長発言を批判的に検証し、南京事件の実相を、多くの市民の皆さんと共有したいと緊急市民集会を開催します。
その上で、市長発言により、交流が途絶えた南京市のみなさんに、市民に立場からの見解を伝え、友好と交流を進めていきたいとも考えています。
多くの皆さんの参加をお待ちしています。

◎午前11時半 開場
◎  12時 DVD上映
「フィルムは証言するー南京大虐殺から半世紀」(毎日放送 1992年作成)
◎午後1時 主催者からの問題提起
講演1:旧日本軍兵士の証言
三上 翔さん  1919年6月生まれ。
第三艦隊第十一戦隊第二十四駆逐艦隊「うみかぜ」乗組員
講演2:小野賢二さん(南京虐殺事件研究者)
(休憩)
◎午後3時30分;団体・個人からの発言
石川賢作(日中友好協会愛知県連合会)、南守夫(愛知教育大学教授)、
林伯耀(旅日華僑中日交流促進会事務局長)他。
◎午後4時30分:主催者よりの提案(宣言文)
午後4時45分:閉会

※現在、河村市長に対して、当日の集会への参加を要請しています。

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チラシは以下で見ることが出来ます(PDF)

http://www.kawamura-nankin.com/wp-content/uploads/2012/03/120331.pdf

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2012.7.7結成集会

7/7(土)河村市長「南京虐殺否定」発言を撤回させる会7.7結成集会(名古屋)

日時:2012年7月7日(土)午後1時半~4時半
結成集会/13:30~14:30
記念講演/14:30~
終了/16:30
場所:名古屋市女性会館ホール
地下鉄名城線「東別院」駅下車 1番出口東に徒歩5分
http://www.suisin.city.nagoya.jp/system/institution/index.cgi?action=inst_view&inst_key=1164952749&class=
参加費:800円 年収200万円以下の方、学生無料
主催:河村市長「南京虐殺否定」発言を撤回させる会準備会
連絡先:090-6087-8656 kawamuracheck@yahoo.co.jp
http://www.kawamura-nankin.com/チラシ http://www.kawamura-nankin.com/wp-content/uploads/2012/06/120707.pdf

記念講演:笠原十九司さん
演題:南京大虐殺否定をめぐる新しい動き
記念講演のみ、不戦兵士・市民の会東海支部と共催
都留文科大学名誉教授。著書・『南京事件』(岩波新書)
『体験者27人が語る南京事件――虐殺の「その時」と
その後の人生』(高文研, 2006年)『南京事件論争史
日本人は史実をどう認識してきたか』(平凡社新書,
2007年)『「百人斬り競争」と南京事件』(大月書店,
2008年)、共編著:『南京大虐殺否定論13のウソ』
(南京事件調査研究会,柏書房,1999年)『現代歴史学と
南京事件』(柏書房, 2006年)

河村市長「南京虐殺否定」発言を撤回させる会(仮称)
結成に向けての呼びかけ
2月20日の河村名古屋市長の南京事件否定発言を受け、
市民有志の呼びかけで、「河村市長南京事件発言を検証する会」
を結成し、3月31日に「河村市長の南京発言を検証する緊急
市民集会」を170名の参加を得て開催しました。
集会では、元日本海軍第三艦隊第十一戦隊第二四駆逐艦隊の
乗組員の三上翔さんの証言、福島県在住で、会津若松で
編成された歩兵第65連隊の元兵士を訪ね歩き、何年も
聞き取り調査をされている、在野の研究者・小野賢二さんの
講演などを聞き、改めて河村市長の「南京事件はなかったの
ではないか」という発言が歴史的事実に悖るものであることを
確認しました。
「検証する会」としては、この集会をもって責任を
果たしたと考え、改めて「河村市長の南京虐殺否定発言の
撤回と、南京大虐殺を歴史的事実として認めさせ、南京市との
友好関係を発展させること」を目的に、皆さんと共に
河村市長「南京虐殺否定」発言を撤回させる会(仮称)の
結成をすることとし、7月7日結成集会を持つことにしました。
多くの皆さんの結成集会への参加を求めます。

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2012/9/22第1回講座

9/22(土)連続講座(第1回) 加害者と被害者への聞き取り調査から南京大虐殺をみる

当日の動画は事情により削除しました。

河村市長、国際交流課、市職員の皆さま、是非お越しください

河村市長「南京虐殺否定」発言を撤回させる会
連続講座(第1回)
加害者と被害者への聞き取り調査から
南京大虐殺をみる

講 師 松岡 環さん
日 時 2012年9月22日(土・秋分の日)
午後1時30分~4時
会 場 名古屋YWCA 201,202 http://www.nagoya-ywca.or.jp/mapfiles/ywcamap.html
入場料 500円(高校生以下、年収200万円以下無料)
主 催 河村市長「南京虐殺否定」発言を撤回させる会
http://www.kawamura-nankin.com/ 連絡先 090-6087-8656

チラシ http://www.kawamura-nankin.com/wp-content/uploads/2012/09/120922.pdf

講師紹介 松岡環(1947年生まれ・元小学校教員)
松岡環さんは1997年以降、南京大虐殺に関係した第16師団(京都)、第9師団(金沢)、
第3師団(名古屋)、第6師団(熊本)の元兵士を訪ねて週末の土曜日曜に名古屋、三重の海辺から
奈良や岐阜、兵庫県の山奥にまで足しげく通い、250名余から聞き取り調査をし、その内の102名の
記録・証言をまとめた『南京戦・閉ざされた記憶を訪ねて』を2002年に出版(日本ジャーナリス
ト会議賞受賞)した。
1998年以降は、学校の長期休業を利用して何度も南京を訪問し、大虐殺の被害者や遺族を
300人以上訪ね歩き、その中の120人の証言記録をまとめ『南京戦・切り裂かれた受難者の魂』
を2003年に出版(南京大屠殺史調査研究特別貢献賞受賞)した。
ミニー・ヴォートリンとともに金陵女子文理学院に残り、南京大虐殺と性暴力を目撃し、中国人
女性を守り続けた一人に程瑞芳という女性がいた。松岡さんはその日記と2005年に出会った。
日本語訳の程瑞芳日記の記述と南京で聞き取り調査をしたこと、三重と奈良の元日本軍兵士から聞き
取り調査をしたことが一体のものとなり、民衆が記録記憶した南京大虐殺としての
『戦場の街 南京』を2009年に出版した。

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2012/15南京大虐殺名古屋証言集会

南京大虐殺から運よく生き延びられた生存者が証言します。
日 時  2012年12月15日(土)
午後1時45分~4時
会 場  吹上ホール(第7集会室)
「名古屋市営地下鉄桜通線『吹上』下車
5番出口を西へ徒歩5分」

http://www.nipc.city.nagoya.jp/fukiage/sub/access.html

証言者  夏 淑琴 さん
南京陥落の朝、一家9人のうち淑琴さんと妹は生き延びることが
できましたが、祖父母と父母そして3姉妹は日本軍に殺されました。
このことをマギー牧師は16ミリ映写機で撮影し、フィルムは
現存しています。
入場料  1000円(高校生以下、年収200万円未満の方無料)
共 催  <ノーモア南京>名古屋の会、「不戦兵士・市民の会」東海支部
旧日本軍による性的被害女性を支える会 、日中友好協会愛知県連合会
河村市長「南京虐殺否定」発言を撤回させる会
連絡先090-6087-8656(平山良平)
チラシ http://www.kawamura-nankin.com/wp-content/uploads/2012/11/121215.pdf

河村名古屋市長は2月20日、南京からの表敬訪問団に対して、
「通常の戦闘はあって残念だが、南京事件はなかったのではないか」と
見解を表明した。
その根拠の一つとして、南京で敗戦を迎えた父親が、温かいもてなしを受け、
お前が生まれたのも南京の人のおかげだと語っていたことを挙げ、
温かいもてなしを受けたくらいだから南京大虐殺はなかったのでは
ないかという。
思い込みや史実としてあってほしくないという願望から解き放たれ、
謙虚に、歴史の証言者の話に耳を傾けてください。河村市長の父親を
始め、蒋介石国民党軍の支配地域にあった日本兵は、なぜ中国の
軍民から報復を受けなかったのか、国民党政府も中国共産党政府も
なぜ日本に、政府として戦争賠償金を請求しなかったのか。
思いを巡らせたい。
歴史を書き変え、領土問題を煽り、憲法を変えようとする動きが
ある今、歴史の真実を直視し、何よりも友好を大切にし、友好拡大こそを
市民の行動としたい。

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